「RD-A301」はHD Rec規格に対応したことで、従来のDVDにもフルHD解像度での記録が可能。
容量4.7GBの1層DVDメディアに最大約2時間15分の録画ができる。
RD-A301の隠れたスペックは、店頭価格で10万円前後という価格設定だ。
これは姉妹機があって廉価版だから安い、ということではない。
通常HDDレコーダーはHDD容量を変えた複数機種が同時に発売されることが多いが、現在のところ同シリーズ機はRD-A301の一本。
HDD DVD普及への戦略商品とも思える気合の入った一台なのだ。
HDD容量300GBというのは少々足りない気がしないでもないが、HDトランスコーダーによる圧縮が効くことを考えると、使い方次第で従来の1TBモデル以上の録画時間を見込める。
また、安価なDVDメディアに書き出しができるので、HDD容量への不安は少ない。
RD-A301の使い方は従来のRDシリーズとほぼ同じだ。
リモコンの「見るナビ」、「番組ナビ」、「編集ナビ」で主要な操作画面に直にアクセスでき、初めてのユーザーも「スタートメニュー」ボタンを押せば各機能を簡単に使いこなすことができる。
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